月面旅行と青い世界
モラトリアムと言ったら月面旅行だと言いなさいと言われました。その通り、月面旅行です。
月面旅行といえば昔見た映画を思い出す。
『月世界旅行』&『メリエスの素晴らしき映画魔術』
寝ました。
友人に誘われて行ったのだけど、アナログ感満載でかなり好物でしたが、どうにもこうにも眠気に負ける作品でした。だからよく覚えてないの。でもその睡魔も含んで月世界に旅行に行っているようなかんじだった。
そしてカレル・チャペックを思い出す。
・・・違った。カレル・ゼマンだ。
どうしてもゼマンを卑猥語に転換してしまいそうになるのはダメ女の証拠。
カレル・ゼマンはチェコのアニメ作家。
何年か前に渋谷は松濤美術館で彼の展示をしていて、それはそれは楽しかったです。
その小さな美術館もすごく合っていて、地下に降りるのと深海に潜るのがリンクしていて。
カレル・ゼマンは青い人だと思いました。
そして海底二万里のジュール・ヴェルヌ。
フランスのSF作家。
きっとカレルはヴェルヌからすごく影響を受けていると思う。
そうして生きている時代が逆だったらどうしよう・・・。
カレルの青い世界はとても綺麗。
あたしは青い世界が好き。青の中でならいつまででもいれる。
本当はみずいろが好きだった。でも自分で自分を青に染めたの。
そうして公認の青好きになって、気づいたら自分は青が好きなんだと思っていた。
違うの。本当はみずいろなの。
これはナウシカの影響があって。
あたしは小さい頃、ナウシカに憧れていて、樹木医になるのが夢だった。
蟲を愛し、樹木を愛し、人を愛する。
来世はナウシカになりたい。そう生きてきました。
だからそのナウシカのみずいろに憧れた。
でも自分で作り出したのは青の世界で。青い青い、どこまでも囲まれる青い花畑にあたしはいる。