水無月ラプソディー
6月です。水無月です。時が流れました。
5月にははじめての日舞の発表会がありました。
藤間流紫派。あたしは「都鳥」を踊りました。
「都鳥」は隅田川の鳥に、帰りを待つ女性を重ねた長唄。とても粋で情緒豊かで素敵な踊り。扇子で水の流れを表すのがすごく好き。水が大好きなあたしには、うってつけの踊りでした。てへ。
今は菖蒲浴衣を頑張ってます。
踊りも頑張ったけど、なによりも頑張ったのは着付けじゃないかしら。母親指導の元、特訓の末なんとか着られるようになりました。母に感謝。着物・・・ひとりで着られる全ての人を尊敬します。あたしは帯をぎゅーってする時、すごく気持ち悪くなっちゃって。その後が大変でした。
さて5月は気づいちゃいけないことに気づいた日があって。久しぶりに泣いたし、消えたくなりました。お守りのカチカチの一線を越えそうになって。でも周りに支えられてここにいます。
時間がね、解決してくれるの。それは1人でも大丈夫になった時に気づいたの。一度傷ついて、心底落ちて、自暴自棄になって、精神の深淵にいる。でもそこから少し経つとね、不思議と浮上できるの。浮上してるのか、その水底が違う世界になったのかわからないけど。それでも、あたしはここにいる。
もうがむしゃらにやるしかないんです。
そこで次の舞台の話。9月にね、芝居をします。これはずっとやりたかったお話。
最初は個人の単発企画だったのが諸事情でビニヰルテアタア企画になりました。
こちらまた詳しくね。
画像の看板は、あたしが来月開く予定のスナックの参考に。
フォントフェチなのです。