紫仙翠

今年3月21日に日本舞踊の名執試験を受け、藤間 紫仙翠(しせんすい)になりました。

お名前は先生が考えてくださったもの。私が習っているのは藤間紫さんがはじめた紫派藤間流という流派で、多くのお弟子さんのお名前に「紫」の字が入っています。私もいろいろ考えましたが、翠の字を入れたいと思っていたところ、先生が直々に考えてくださったお名前にも翠が入っていて、これはもう運命だなと。しかも「仙」は千絵の「千」の読みを生かしたもので、母親の茶道の名前にも「仙」が入っているのです。
唯一無二なこのお名前。渋いことこの上ない。素敵なお名前と褒められることも多く、ものすごく気に入っています。

日舞は2015年よりはじめて今年で7年目です。
興味を持ち始めたのは20歳頃。いつか習いたいとずーっと思ってましたが当時は唐組で忙しく、ドイツから帰国後は幼少期にやっていたバレエをふたたび習い始めたので、なかなか習い始める機会がなく、30歳になる時に意を決してはじめました。
流派はぼんやりと藤間流がいいなと思っていたけれど、よく分からず、たーまたま日舞を習いたいと中高からの友人に話したら、彼女の会社の同期に日舞を習っている子がいて、しかもその子のおばあさまが日舞の先生だよ、ということで、これもご縁ということで紹介してもらったのです。当時、先生はもう新しいお弟子さんはとらないということだったのですが、孫の友人ならと特別に弟子入りさせていただいたのでした。でも本当は友人ではなかったんだけどね。今ではもちろん友人ですが。

それから週1、2のペースでお稽古に通い、お勉強会や大きな舞台で踊らせていただく機会もありました。まあそれでも名執はまだまだだなと思っていたのですが、昨年11月のお勉強会の時に、姉弟子さまが私の名執のことを気にかけて、先生にお話ししてくださり、あれよあれよと名執になることになりました。有難いことです。

来年1月には国立劇場で群舞を舞わせていただくので、目下そのためにお稽古中。