世界があたしを苛めても
こんな記事を書きたくなったのは理由はひとつしかありません。
大森靖子ちゃんの歌を聞いたからです。
大森靖子ちゃんはけっこー前から知っていて、一度ジョニー大蔵大臣さんの誕生日の前座で聴いたりしてましたし、出入りしていた無力無善寺が最初のライブ会場だったこととか聞いていたりで、もうかれこれ10年くらいは存在を知ってました。
歌については友人が絶賛するのを横目に、何曲か聴いたけどあたしには刺さらずで、まあ曲によるんだろうけど、ハマりはしなかったし、聴き続けたりもしなかったのです。
で、今回の炎上騒動を見て。まずはすごく顔が変わっていたことにも吃驚したし、あーだから最近見かけても誰かわかんなかったんだーと納得したりしたけれど、その承認欲求とかヴィジュアルのこととかコンプレックスについては、あたしもすごくよくわかるので、なんだか他人事には思えない感じがして、Twitterをチェックしまくってました。
ううん、違うな。まあ何処かで面白かったんだと思う。超歌手と名乗っちゃうところに少なからず羨望があったから。こうなって、どうでるんだろう、とか。外見コンプレックスを抜け出て、そのまんまの自分を好きになれてる自分とどっかで比べてたんだろうな。
超歌手と名乗っちゃうくらい、超熱狂的なファンが大勢いるくらい、才能があるとはわかってたから、そこをどうして越えられなかったのかなーって。でもきっと、コンプレックスと憧れからアイドルグループを作って、そこにまんまとハマっちゃったんだね。自ら。そこもわからなくないのです。きっとあたしがまだ健全に演劇をしていたら、そうなっていたのではないかな。
でもね、彼女が出した答えというかなんというか、あの歌はやっぱすごい。そして、その流れで聞いた「死神」。これもやばい。やっぱり彼女はすごい才能の持ち主。
あたしが思春期を椎名林檎に捧げて、彼女の歌で生かされていたように、大森靖子ちゃんの歌で生かされてる人もたくさんいると思うし、時が違えばあたしもそうなっていたのではなかろうか。
そして大森靖子ちゃんの歌を聴いてね、また芝居を作りたくなりました。うん、きっとあたしはやっぱり芝居を作りたいのよ。
そう思わせてくれて有難う。
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ちょっと今日は違うお話にも入ります。
ここは無法地帯だからね、千絵ノムラで検索しても出てこないし、だからあたしは言いたいことをここに言うけれど、
嫌いな人はいます。いますよ。今日だって、なんでそんな意地悪なこというのーっていう目にあったばかりで。でもあたしは大人だから愚痴らないし、会った時だって機嫌悪くはなりません。ただ服従はしないし、大人しくするつもりもありません。一個人なんだからね。きちんとあたしの意思は尊重するし、貫きます。もちろんそこに間違いがあったら正して謝りますけど。でも気遣いができない人は大嫌い。
そんな意味でもう1個言わせてもらえればね、今日ね、「ブログ見たよー」って言われて、嬉しいとともに、「どのブログだ?」と慌てて、だって少なからずあたしので見つけられるのはnote入れれば4個あるし、それぞれで書いていることや時代が違うから、それによりけり返答が違うわけですよ、
でね、話を聴いたらロケットニュースだったわけ。あのー、大声で言わせていただきたいのだけど、あれはblogじゃないし、ネットニュースです! あたしがライターとして、執筆料をいただいて書いている原稿、記事なのです。仕事であって、趣味で書いているblogとは違う!! とちょっと憤ってしまいました。
でもまあ、わかんないか。わかんないよね。あまりネットニュースとかブログとか読まない人にとっては違いが。でも一応ライターとしてね、矜持があるわけですよ。プライドというものが。そうじゃないと物書きなんてできないでしょう。
一緒にされたことがすごく腹立たしいとともに、遡って読んだと言っても全然遡れてなかったこと。
https://rocketnews24.com/author/chie-nomura/
これをね、遡れば、ロケットでの私の今までの記事が読めるから読んでみてね。
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13日の金曜日です。
神様はあたしが一番望んだことを叶えてくれなくて、逆を言えば、それさえ叶えてくれたらあとはもう何もいらなかったのに。なんでそんな意地悪するの。
この思いと靖子ちゃんの新曲が重なったわけですね。だから書きたくなったの。
「死神」を聴いてね、最近、穏やかに滞りなく過ごしていたので、ほぼ忘れかけていたけど、あたしの半生を思い出しました。
そだ、こうだった。こうやってあたしも、もがいてもがいて、傷ついて、傷つけて、リアルに自分に傷作って、死にたくなって、時々未遂しちゃったりして、周りのことをも傷つけて、心配させまくって、叫びながら、泣きながら、しがみつきながら、逃げまくって、突き進んで、当たっては砕けて、壊れて、すべてを打ち捨てて、隠れて、自分を守って、でもどうにかここまで生き延びてきたんだなーってことを、ちょっと忘れていました。
だからこそ芝居を書かなきゃいけないし、書きたいし、noteにも色んな時代のことを連載して書き連ねたいし、あーそうね、作らなきゃ、吐き出さなきゃ、生み出さなきゃ。
神様が唯一の夢を叶えてくれなかったから、もうひとつの唯一の夢くらいは手に入れる。
そんなことを思った8月の13日の金曜日。