神戸で萩尾望都SF原画展
出張で神戸に行ってきました。今年はじめて。昨年までちらほら行っていたけれど、久しぶりの神戸、良いですね。やっぱり水のある風景は良いです。最初はメリケンパークに行って写真撮ってお酒飲んで。2日目の仕事終わりには同僚と淡路島へ行きました。淡路島は2,3年前かな。仕事でしょっちゅう行っていて、かなり慣れたもんになっていましたが、今回はWESTINホテルまわりを散策。植物園や淡路夢舞台というところを満喫しました。すごく広大な贅沢な場所で、コンクリートが基調の仕上がりで、後で安藤忠雄建築だと聞いて、なるほどと。それならゆっくり噛み締めたかったです。
3日目は帰ってからの東京での仕事がなくなったため、仕事終わりに新幹線を遅らせて神戸ゆかり美術館で行われている『萩尾望都SF原画展』に行ってきました。これは父親から情報を得て、はやく言ってよーと思っていたので、急遽行けることになって幸せ。まぁ、東京での仕事なくなったなら見てくれば?と提案してくれたのも父親なんですが…。
萩尾望都は圧倒的に初期が好きです。というか初期作品しか基本うちになかった。小学校から高校生まで学校での人間関係に問題のあったあたしはとにかく萩尾望都の漫画に救われていました。否、逃げていたのかな。だから初期作品があたしの血となり肉となり糧になっている。だから今回も『精霊狩り』や『11人いる!』あたりが一番ビビビっと来ました。原画。素敵すぎる。原画を見ると、その原画の前に萩尾望都先生がいたのかと思って、その絵を介して、同じ空間にいるような感覚になって、なんともいえない気持ちになります。
萩尾望都作品についてはたくさん語りたいことがあるのだけど、SFについてもね、でも一言で言うとあたしは萩尾望都作品のような演劇を作りたい。