澄明で目の醒める碧霄、翠色の水平線。

今読んでいるのは長野まゆみの『天体議会プラネット・ブルー』。銅貨と水蓮の友情のお話。その中の一節がこのタイトル。

久しぶりに熱を出して寝込みました。朝は普通だったのに声の仕事を終えるとぐぐっと具合悪くなり、夕方からの予定も反故にして、家に着くなり喉の痛み、気持ち悪さ、熱が一気に噴火。吃驚しました。それからはただ寝込むばかり。なんとか微熱になったものの万全じゃありません。やはり公演の疲れが溜まってたのかな。。

眠れない時間にひたすら読んでいたのは自分のむかし。前のブログや今回のブログを遡り、過去に耽っていました。やはり大好きな季節はあります。季節というか、大好きな時期。去年の今頃は本当に何度も言うけど幸せでした。記憶が遠のいてしまうのが哀しいくらい、糸でつなげておきたいほど、大事な出来事。どうして時は経っちゃうのかな、って思う。

けどね、すごい遠のいているわけじゃないの。それに繋がる次のステージに来ているの。それはすごく未知すぎて戦乱だったりした時もあって、自分でも戸惑うことしかできなかったけど、いまは幾分落ち着いてる。すべてをあますことなく抱きしめられる。そんな気分。

それでも去年の甘い記憶は宝物なんだけど。

最近ブログを書けていないのは単に忙しいから。それだけ。本当は書きたい。日々変わる自分の思考や事件を書き連ねたい。書き連ねる。大きな後悔は前橋に行けなかったとこで、でも行ってたらきっとあたしはもっと熱を出していたと思う。それに劇作家協会の月いちリーディングにも行けなかった。

ミスドのカフェオレで時間を重ねるのが好き。カフェは好き。ひとりは好き。珈琲が好き。
青が好き。碧が好き。蒼も好き。
何度だって戻りたい青い世界がある。碧の世界も。

この写真は前にイベントでボディペインティングをやったときの写真。みんなでI’m proudを熱唱して、あたしは恋い焦がれる的を見て、あの時も至福の時間でした。そう至福の時間はたくさんあるの。何度だって戻りたい時はたくさんあるの。そしてこれからも来るの。そういう時をあたしはたくさん作るの。

会えなくたって会えたってどっちでもいいの。答えはひとつじゃないし。ひとつじゃない夢は叶えられるんでしょう?

あたしの敬愛する人の、と或る終わりの言葉。そこで言ってたもの。二兎追うものは一兎も追えずなんてないって。全部手にいれるって。全部叶えるって。それを聞いてすごく感動したし、その通りだと思った。そしてその人はそれを叶えていて、あたしだって叶える。

ビニヰルテアタアもその中のひとつなの。
でもね、まだまだよ。こんなもんじゃないの。
こんなちっぽけなままじゃないの。
はばたくの。きらめくの。
すべてを叶えるの。

絶対なんてことは絶対ないように。
だからあたしは諦めません。
だからどうか諦めないでね。

おやすみなさい。