月に眼球
時が流れて12月。はやいです。
今月には眼球スイミングです。
12月にお芝居するのははじめてです。イベント出演もはじめてかもしれない。昨年は劇作家協会の戯曲フェスタに、短編戯曲が選ばれてリーディング&トークセッションしてもらって光栄でした。その『千絵ノムラ版 鞄』も今年は2度も上演できたし。有り難い限り。
眼球スイミングは渾身の一作です。いろいろ詰まっています。
諸星大二郎先生だったり、高橋葉介さんだったり、夢野久作さんだったり、そしてなんといってもジョルジュ・バタイユ様です。
あたしはフランス文学をあまり読んだことがなくて、1番好きなのは日本文学だし、次はドイツ哲学専攻というのもあってドイツ文学の方がまだ親しみがありました。とはいっても数は多くなく、ゲーテの若きウェルテルの悩みはバイブルだけれど、他はヘッセとかカフカとかを少々。。。
バタイユ様はすごいです。いかれています。なんと突き通した性と思想。もちろん生まれ育った環境が大きく左右しているのはその通りなんだけど。授業で読んだデカルトの省察は、結局神様なんですね、の一言で、それもあってフランス哲学には興味もなく、恥ずかしいことにレヴィ=ストロースなんて知らなかったし。駄目な子です。
そして胃の調子が完全によくないです。先日なんとか盛り返したと思っていたけれど、少しでもアルコールを入れると駄目ですね。これはなんなのだろう。胃が悪くなく性病があるの?いや、性病について最近よく聞くので。
そういえば、ミニコミ誌に夏くらいに書いたエロ短編戯曲『緑色のミューズのための短編戯曲』を読みたい。あれも少し性病が関係していた。