日記*2016年1月16日〜25日

16日 土曜日
朝。些細なことで空気は悪くなり、空間を後にする。バレエには行けず残念。日舞。「都鳥」という曲はとてもかっこよくて好き。粋。水や川辺がたくさん出てくる描写がたまりません。夜は甥っ子を交えトマト鍋と春巻きの日。そんな中に個々の主張を見直すきっかけが来て、一気に氷解する思い。複雑で単純なのです。

17日 日曜日
錦糸町すみだトリフォニーホールにクラシックコンサートを聴きに。自然を感じたり妖精を感じたりするような演奏でした。大衆居酒屋チバちゃん。

18日 月曜日
外に出ると雪の世界。通勤に倍の時間がかかる。お仕事でアップリンクへ。『氷の花火 山口小夜子』という映画に関わっています。夜は、髪とアタシのミネシンゴさんと野毛にて杯を交わす。そのエネルギーに触発される。髪と絡めた演劇をやりたい。

19日 火曜日
お仕事。ひたすらお仕事。新年会。

20日 水曜日
劇団唐組時代の先輩と池袋にて再会。はじめてふたりで食事をしました。唐十郎からはじまり泉鏡花、勝新太郎など演劇、文学、映画の話で盛り上がりました。読みたい、見たい物語がたくさん。真摯に生きたいと切に願っているのですが、先輩はそんなお人でした。あたしも見習いたい。けれど出来ていない現状もあります。

21日 木曜日
お仕事。溜まった疲れを癒やしたいと思い帰宅。

22日 金曜日
髪を切った日。20cmほどばっさりと。黒髪を切りました。
そして、或る重大なことを相談する日。答えは思った以上にスッキリはしていました。でも迷走と決断と。わかってはいるけれど実行するのは難しいです。おだてられては宙に舞い、苦言されれば沈み、トランポリンのようでした。日本酒に沈んだ新宿で、最後は阿佐ヶ谷へと流れ着き、男2人のクラシック談議を聞きながら眠りにつき、Coccoが流れて目が醒めて、密かに泣きました。頭が痛い。

23日 土曜日
激しい頭痛。甥っ子を愛でる。

24日 日曜日
六本木での夜はとても素敵な時間でした。パフォーマーのレベルの高さにうっとり。特に蜂鳥あみ太さんのかっこいいこと!男性にあまり惹かれないのですが、彼には釘付けになりました。抱かれたい。笑
表現している人はお金をとるのならその表現を磨かなければいけません。表現の質が高ければ、それなりに見応えはあります。けれどそれだけだとただお腹が膨れるだけ。時間がすぎれば、摂取した食べ物は排泄されなくなります。その人の血となり肉になるには、もうひとつなければいけない。やはり結局はその人なのです。その人が何かしらを持っていなければ。愛されるアムールなのか、強烈に惹かれる個性なのか、作り上げたキャラなのか。質と個性。バランスも大事。絶妙だと尚良し。でもどっちかが圧倒的ならそれはそれでいいのかもしれません。私は個性がある程度圧倒的じゃなければ惚れません。
帰りの道は寒さで凍えそうになりましたが、暖かかったです。
余談。友人カップルがとても可愛かったです。手を繋いで帰る姿にほっこりしました。

25日 月曜日
両親の結婚記念日。いつもと違う道での通勤。寝不足。石狩鍋。
おちておちておちるミルフィーユのような夜。
唐組の先輩が出ている大河ドラマ1話を見ました。
田中圭一の漫画を読みました。
最近のku:nel騒ぎに目が離せません。