一週間後。

いよいよ来週になりました。来週の今頃は明日館前でドキドキしていることでしょう。

今回のなにが一番怖いって、4会場すべてノリ打ちということ。ノリ打ちというのは、小屋入りした当日に本番があることを言います。

ノリ打ちはビニヰルでははじめてで。怖くてそんなことできませんでした。というか会場違ってやることがなかったのよね。第6回公演の鞄テアタアは一か月違いで中野と神保町でやったけれど。ちょっと意味合いが違ったし。

同じ池袋でしかも連日やるなんてすごいなー。
とにかく来週は怒涛だと思うのでなによりも体力。そのためにダイエットもせず、とにかく健康でいることを第一に過ごさなくては。

そのためにも必要なのは睡眠だけれど、今回も寝れてません。もう、ね、ドリエル買う。お薬に頼ります。仕方ない。なによりも睡眠をとらなければ、疲れもとれないし、風邪だって治らない。

そんな中、とある事情で、愛してやまない伊藤潤二先生の『人間失格』を読みました。
太宰治はわりと好きで、斜陽館にも一人旅しましたし、人間失格も読んでいたのだけれど、すっかり内容は忘れていました。
誰かの『何処へ』とかぶるのよね。そしてこれも誰が書いたか・・・坂口安吾だった気がするんだけど。
ちょうど唐組で『紙芝居の絵の町で』という作品をやっていて、はじめて唐さんにあてがきされて市子という役をいただいたのだけど、この中で「いずこへ」という絵が出てきたのかな、それでちょうどその頃に『何処へ』という小説を読んでいたのだよね。

兎にも角にも、なんか酒飲みの風来坊なかんじが『人間失格』とかぶっていて、よくわかんなくなってしまう。
今回、伊藤潤二先生を読んで、あぁ読み返せばな、と切に思いました。

芝居が終わったらね。でも冬に太宰を読むのはしのばれる・・・。

読みたい本はたくさんあるの、この前、知人に教えていただいた本もそうだし、吉本隆明なんて読んだこともないのだけど、さすがに読まなければなと。12月は図書館に通おうかな。

DOQK41GUEAARAj8

竹久夢二先生の絵。
こんな髪型でスナック雨をやりたいの。