四月は君の嘘

4月。途中ワンクッションをいれておきますね。
エイプリルフールは嘘をつきませんでした。
ただその夜は1時間半にも及ぶ長電話でポルノ映画館の話を聞きました。

ポルノ映画館、行ったことはない。父親や知人に聞いたところ、昔はそこかしこにあったそうで、地元の駅にもあったそうです。
覚えているのは横浜駅のある駐車場の入り口付近にあって、そのポスターをこっそり車の窓から見るのが好きでした。子供心に罪悪感とかワクワク感とか入り交じって。でもきっとあそこはもうない。

横浜には今はもう黄金町のみ。かの有名な光音座。1と2があって、1はゲイムービー専門。浜劇の近くにあって、瞳ちゃんを上演したシャノアールと同じ駅でもあります。あたしはこの3つを魔の三角地帯と呼んでいる。

東京だと上野か池袋。池袋はこの前通りました。ここかーと。上野はどこにあるのかな。どちらにしろ、近いうちに行きたいのですが、発展場だと聞いて女1人で大丈夫かな、と。来週は道頓堀劇場に行くのですが、ここは1人でも大丈夫。色んなビールが500円でかなりお得なので飲みながら見ます。

噂に聞いた小倉の名画座には行きたいです。ここも光音座と同じで1と2があり、2がゲイ専門。しかも、ここには秘密の部屋があるというのです。それはハプバーの行為室のような・・・。しかも女性には無害。

小倉は一度行ってみたい場所でもあります。唐さんの蛇姫様という戯曲ではヒロインは小倉から来た女。その響きにも何故か惹かれるのものがあって、名画座近くのストリップ劇場にも行ってみたい。

純喫茶や銭湯が日々減少しているのと同じように、ストリップ劇場やポルノ映画館、そしてキャバレーがどんどんなくなっていく。悲しいこと。昭和の良き文化が、時代の波に飲まれていく。だからあるうちに行きたいのです。

純喫茶といえば、ちょっと前に久しぶりにロケットニュースさんで記事を書きました。
【悲報】姫路の「回転する喫茶店」が3月25日で閉店しちゃうので今のうちに行っていこう!
ここは素晴らしかったなー。もうなくなってしまったのですが。

今のあたしの妄想は、劇場をつくるということ。
地下は劇場、1階は喫茶店・本屋・スナック、2階はスタジオ、3階は住居という夢みたいな建物。
劇場の名前は考えあぐねていますが、劇場樹脂、樹脂小劇場、樹脂スタジオ、スタジオ樹脂。
うーん、しっくりこない。でも樹脂という言葉を使いたいのです。
スタジオ樹脂だと2階のスタジオの名前をどうしましょという話になるしね。
1階は自分が経営できるかわかりませんが、喫茶泡沫、泡沫書店、スナック雨、かしら。
どれだけよくばり。笑 どれも一緒でもいいのかもしれませんね。

進んでいくこともあれば、滞っていることもあって。
なかなか難しいです。