DとDの夢

なんでこんな切ない夢を見ちゃうんだろうな。しかもこの日に。潜在意識ってすごい。怖い。私はこの能力がものすごく特化している。

タイトルはひねりもなくそのまんまです。2人の男性が出てくる夢。どちらにまつわるエピソードも私のコンプレックスとか弱みをぐさぐさついてきて、本当に辛かった! 辛かったよ!! Twitterにも書いたけど、私はこういう夢を見るために生きてきたわけではないのよ。

現実をけっこう幸せに謳歌している今だからこそ、何故、と思わずにはいられない。静かに過ごさせてくれよ。もうすぐこの幸せだって終わるのだから。

でもね、きちんと書いとく、記しときます。あとあと読めば面白いんだし、結局私の深層心理が作りだしているものだから。その皮肉を味わいましょう。

どっかのビルの高層階でね、ある人の賞賛を聞いているのです。それはDの元嫁なんだけど、彼女は新進気鋭のカメラマンと付き合っていて、そのカメラマンが映画を撮るのです。彼女の脚本と監督で。その主人公がD。これがとても素晴らしいと、他の方たちから聞かされているのです。でね、私の芝居と比べられるのよ。あれもよかったけど、こっちは名作で、迫力もあってDの良さも十分に伝わっていると。あーすみませんでした、どうせ私の書く芝居は中途半端ですよって、誰の何も動かせませんよ、といじけながら、その賞賛を聞くのが本当に堪え難いものになって、ふと地上を見ると、親しい知人たちのバンドがライブをやっているのです。「あたしあれ見に行くのでー!」とその場を飛び出し、ライブ会場に来ると、そこにはもうひとりのDがいるのです(このDは先程のDと違う人)。でもDにはDの新生活があって、それをね、まざまざと直視することになり、どこにいっても地獄だな、と思って目が覚めたのです。後半部分はぐちゃっとして、鮮明に思い出せないけど、知人のバンドの音楽にのって繰り広げられる世界は、青い世界で、それはなんか好きだった。

結局ね、これに尽きるわけですよ、あたしの人生は。抜け出したい、と思うし、半分抜け出せていると思うのだけど、でも駄目ね。やっぱりこれが大きく息づいている。

でもそれでいいのよ。めぞん一刻の音無響子さんの中に、惣一郎がずっといたように、あたしだって、あたしの中に今までの過去がある。それを経ての今だから。ちょっと長かったりもしますが。あたしは上書きできない女です。

上書きできない女、というタイトルでnote書こう。

お誕生日おめでとうございます、なんて死んでも言わないからね。