乾いた花

これは私が待ち受けにしている加賀まりこが出演している映画のタイトル。
池部良主演。池部良はこれではヤクザを演じているけれど、それまでは文学作品に多くでており、そのかっこいいこと! 「万年青年」と呼ばれてました。
本来は監督志望だったけど、面食いである中村メイコの子役時代の子守りをしたことがきっかけで映画に出演。それからスター街道をまっしぐら。従兄には岡本太郎がいるのも興味深い。

いまwikiで調べたら、「乾いた花」は石原慎太郎原作で、石原いわく「私のトリスタンとイゾルデ」! トリスタンとイゾルデは私にとってヴァルハラの思い出。

さて、書きたいことはもちろん「乾いた花」のことではありません。
見たのは数年前。ただ久しぶりに開いたiPodの待ち受けが「乾いた花」で、まさに今の私にふさわしいなと思ったから。

本当は4月25日に「チェルノブイリ前夜」というblogを書くはずでした。ちょうど1週間前。もっと経ってる気もするね。
その存在しないblogは、私がかつて書いた「ささやかなる覚悟」と似て非なるもの。

けどね、今ならその後の彼の気持ちがわかります。これもきっと似て非なるものだけど。
こんなにも数週間で状況や感情、思考が変わるのは刺激的だし楽しいこと。希望も絶望も詰まってる。

本当はいろいろ思いはあるけれど、それは明後日以降に書きましょう。
きっとその時は、今とはまったく違うところにいる。

恐怖や不安も大きいけれど必要なこと。
あたしはやっぱり自分の道を進みたい。