ねぇル・コルビュジエって10回言える?

10月5日6日のことを書きたかったのだけどやめとこう。この日はル・コルビュジエの誕生日ということ以外にちょっと大事な日。いつかは姫路で過ごしたっけ。でもそれも遠い昔。日々の名残り。

カズオ・イシグロがノーベル賞文学受賞は村上春樹よりも嬉しいこと。カズオ・イシグロは「わたしを離さないで」を4年くらい前に友人に勧められて、とても面白くてお風呂まで持ち込んだのを覚えてる。そして他にも読みたいと思っていたら、この騒ぎ。おかげさまで小説が手に入りません。

「わたしを離さないで」はとっても切なかったなぁ。淡々と描かれているんだけど、それがとても良かった。あ、違う。友人に勧められたんじゃない。あたしが友人に勧めたんだ。でもその子は、いつ面白くなるんだろうって思ったまま終わったって言ってたな。あたしの前情報が良くなかったのかも。期待値をあげすぎた。特に大きな事件や起承転結があるわけでもないのだけど、最後まで持っていく、あの技術はすごい。でもそうしたらあたしは何がきっかけで読み始めたんだろう。。。昔のblogに書いてないかしら、と思ったらこのblogに書いていました。☞コレ。

わたしを離さないで。
このタイトルも胸がしめつけられるくらい、良い。

とりあえず、おめでとうって言っておきます。届かないかもだけど。