「触れないで」

いま、読み終えた小説、すんごいつまんなかった!最後まで読めば面白いのかもと思ったけどまったくで、自分からだったら絶対に読まない。数ページめくって、やめちゃう。やっぱり私は現代小説は合わないのかな。
もともと現代小説はほぼ読まない。読むのは基本、いわゆる教科書で紹介されているような大正・昭和の純文学。

なんか苦手なんです。作り物だと思って冷めちゃうの、現代小説って。入ってこないというか。もちろんかつての純文学だって作り物なんだけど、現代小説はそれを一層感じられるというか。作家が生きている時点で、フィクション感が強まっちゃって。そこにいる人が作った世界っていうのが。なんでだろう。芝居だと大丈夫なのにね。ただ湊かなえと森見登美彦は好きでした。

映画でも同じかも。有名な役者だと、結局この人じゃんって思っちゃって、作り物としか見られず、そこまでなの。逆に悲惨なのとかホラーだとそれに救われることもあるんだけど。でも基本はダメ。だから映画も昔の邦画が好き。

小説に戻るけど、もしかしたら最近はこういうのが流行りなのかな。
いつもここ10年くらいの直木賞と芥川賞を読みたいと思うけど、やっぱり読んでみようかな。そしたらこの謎も解けるかもしれない。本屋大賞のが面白い気もするけれど。凪良ゆうの「流浪の月」は面白かった。最近やっと読書熱が再燃してきたので、読みたいものを一通り読んだら、挑んでみようかな。