「輝きの向こう側」は希望ではない

あたしはダメなので日記を溜めて書いてます。
なので本当に用事しか思い出せない日がある。
だからと言って、すぐ書くとものすごい量になってしまう。

タイトルは輝きとググったら出てきたのでいただきました。
これは難しいところだけど、今は別にこれについて考えたくないから考えません。

いま一番欲しいものは時間です。
結局あたしはいつもここに舞い戻る。
成長していません。

そういうば2月7日は別れた日でした。
あれは7年前。そしてその2ヶ月後にドイツへと行ったのです。
ドイツに1年弱行った理由は、2つ。
唐組の生活をリセットしたかったこと。
誰も知らない海外で生活してみたかったこと。

結果、ドイツ留学は正解でした。
お金の問題はあると思うけど、ダメになりそうだったらみんな海外行くといいよ!
しがらみのない世界はとても羽根を伸ばせるし、個について考え直せるし、何よりも未来が無限!

ドイツ哲学を専攻していたのでドイツを選びましたが、ドイツは暖かさと冷たさが極端に融合した国だったと思う。
ミュンヘンに住んでたけど、ミュンヘンはそれはそれは暖かかった。
優しくあたしを包んでくれました。
治安もとっても良かったし、美術館はたくさんあって、聖堂もごろごろあって。
働いた料理屋のみんなは家族のように接してくれた。

おかげであたしは大失恋と濃厚だった唐組をリセット出来て、前に進むことができました。

そして過食になったのはまさにこの時。
ドイツに行って3ヶ月で10kg太りました。150cmの10kgはとても大きい。
あっという間に洋服が着れなくなった。
あの時はね、食べても食べても満たされなくて、ずっと食べてた。いくらでも食べれた。
ホームシックだったんだと思う。特に日本食ホームシック。そういう意味でのストレス。
まかないで出されたグリーンカレーは1、5kg食べた。さすがにこの時はしんどかったけど。
日本に戻ったら2週間で3kg痩せた。それからは努力して元に戻したけど。

あまり過食には走らないけど、失恋ではよく拒食になってた。
拒食症までいかないけど、面白いくらい食べられなくなって、1週間で3kg痩せた。
食欲が嘘のようになくなって、逆に胸にあるわだかまりが身体の中で大きくなって、そのせいで食べ物が入る空間がなくなるかんじ。そして少しでも食べると、こんな状況で何食べてるの?と罪悪感に苛まれて、食べるのをやめてしまう。そんな日々でした。

この時は身体が薄っぺらくなって、それを見た華ちゃんは「薄い!」って叫んでたな。
今日お誕生日の友人は、マトリョーシカの中になったみたいと言ってた。(その後のドイツ時代も含めてセットでマトリョーシカだった)

今は食べ過ぎることも食べれなくなることもなく、情緒不安定もそこまでなく…
と書いたけど、そうでもなかったわ。つい最近、ありました。痩せました。
あのまま痩せたかったのだけど、今は蓄えてしまってる。
痩せてやりたいことがあるの。

でも。ナポリタンが食べたいの。

「輝きの向こう側」は、希望ではなくて、無、なんだと思う。
何にもない世界。だから何でも作れるの。

よく最近思うのは、プラス思考とかマイナス思考とか、どっちにしても現状は同じということ。
同じ現状なら、プラスで前向きに考えた方が心が楽に決まってる。
だから前向きでいようと思います。

ちなみにこの写真は数年前のです。
渋谷モスバーガーにて。